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伝統的な和食
by 李語珍 2017-03-08 10:08:44, 回應(0), 人氣(991)

伝統的な和食

御盆和食は食膳の形式によっていくつかに分けられますが、その中から「本膳料理」「懐石料理」「会席料理」「精進料理」についてご紹介しようと思います。


本膳料理日本で最も格式高い料理とされ、おもに祝い事の席や結婚式などで用いられます。一の膳・二の膳・三の膳・四の膳・五の膳まであり、主となる一の膳を「本膳」といったことから本膳料理と呼ばれるようになりました。現在は五の膳までつく正式なものはほとんどなく、三の膳くらいまで出されるのが一般的です。
懐石料理茶道とともに発展した茶席の前に軽く腹ごしらえするための料理で、一汁三菜が基本です。「懐石料理」という名前は、禅宗の僧侶が暖めた石を懐に入れ、寒さと空腹をしのいだことから名付けられたとされています。現在は「会席料理」とほぼ同様に扱われ、本来の「懐石料理」は「茶懐石」と区別されるようになりました。
会席料理江戸時代から始まった料理形式で、二汁七菜が標準となっています。これは本膳料理や懐石料理といった形式を表すものではなく、酒宴の席で出す「饗宴料理」として伝えられました。本来は出来立ての料理を一品ずつ配膳する形式ですが、現在は一度に料理が並ぶことも多いようです。
精進料理修行中の僧侶が日常的に食しているため、一般人がその食べ方を称して「精進料理」と呼ぶようになりました。本来は仏教の思想を持った料理という意味で、仏教が禁じていることに従った食事です。狭義では動物性食品を使わない料理となっていますが、他にもにんにくやネギ、ラッキョウなどニオイの強い野菜類も禁じられています。